2016年3月26日土曜日

乾布摩擦はどこに行った? 『現代人』だからこそしたい免疫強化、血行促進、自律神経強化の方法




こんにちは、パパコです。

今回のテーマは、
『乾布摩擦(かんぷまさつ)』
と言う、私が昔やっていた健康法の話しです。

もちろん、今もやっている人もいると思います。

私がやっていたのは、約35年くらい前、
小学校に入るくらいの年にやっていた健康法です。

その頃は幼稚園や小学校でもよくやられていた健康法で、
私も弟とお父さんと一緒に乾布摩擦をしていました。

やることは簡単で、タオルで腕や背中をこするだけです。

私は、寒い冬にやる習慣だったので、
『寒風摩擦』だと思っていたのですが、
そうでは無くて、乾いた布の『かんぷ』でした。

その時代は、良く流行っていたのですが、
最近、話しを聞かないので、あまり効果が無いものかと
思っていたのですが、意外とそんなことは無く、
むしろ今の人の方が必要なものかも知れません。

空調が効きすぎて体調が悪くなる人にとてもオススメです。

ちなみに、乾布摩擦で使うタオルは、
木綿や絹のタオルが良いです。

化学繊維のタオルは、刺激が強すぎる事があるので、
木綿や絹などの天然素材のタオルが皮膚に程よい刺激になります。


乾布摩擦の効果をまとめてみました。

 1.風邪やぜんそくの予防になる

乾布摩擦をすることで皮膚の刺激に強くなり、
自律神経の働きを高め、免疫が強化されます。

刺激に反応して免疫に関係する細胞が強化されるので、
最近やウイルスに対抗する力が強化されます。

今の時期なら、インフルエンザや風邪、胃腸炎を引き起こす
細菌やウィルスに立ち向かう免疫の効果が期待できます。

 2.寒さに強くなる。

寒い時にやると言うこともあるかも知れませんが、
皮膚をこすることによって、身体全体の体温調節の機能が高まって、
少々寒い所でも、発熱しやすくなって、
少しくらいの寒さでは気にならなくなる効果があります。

 3.自律神経の強化

皮膚を刺激することによって、自律神経の強化ができます。
自律神経を強化すると、血行促進効果があるので、
冷え性の予防、肌をきれいにする、脂肪の排出などに効果があります。

脂肪の排出、発熱によるカロリー消費で
ダイエットにも効き目があるみたいです。

 4.筋肉や関節をほぐす

乾布摩擦で肌を刺激すると肌を温めることになります。
寒い時に肌を温めると、発熱し、血行が良くなります。

発熱し、血行が良くなると、寒さでこわばった筋肉や関節にも
血が巡りやすくなり、ほぐすことができます。

身体の色々な所をこすることも、手足を動かすきっかけになります。

 5.汗を出しやすくなる

皮膚をこすり、血行をよくすることで、
汗を出しやすくなります。

「汗を出しやすくなるのは、良い事なの?」
と思うかも知れませんが、実はとても良い事なんです。

人の汗は体温調節の機能に重要なんです。

暑い時には汗をかいて身体を冷やしています。
空調が効きすぎた部屋にいると、体温調節する必要がなくなるので、
汗が出にくい身体になってしまいます。

汗が出にくいと、身体の老廃物が出にくくなるので、
体臭が臭くなることがあるんです。

それを防ぐためには、ある程度汗をかく必要があります。

汗をかくことで、体温調節がしやすくなり、
さらに身体の臭いを防ぐ事ができます。


注意点もあります。

皮膚が弱い人や、皮膚炎の人は症状が悪化することがあるので、
注意して下さい。

強さ弱め、時間短めで、試したら良いと思います。
手のひらで軽くこするだけでもリンパを流しやすくなる
効果があります。

私が子どもの頃は乾布摩擦を外でやっていましたが、
今の空調に慣れている人がいきなり外でやると、
風邪をひくかもしれませんので、まずは室内で始めてみて下さい。

身体を徐々に慣らして下さい。

『現代人』は空調が効きすぎていて、
体温調節ができなかったり、血行不良になったりしています。

むか~しに流行った健康方法ですが、
実は、今の人の方がやるべきなのでは無いかと思いました。

やる内容はいたって簡単、

腕をこする、
足をこする
背中をこする、
お腹をこする、 だけです。

空調が効きすぎた生活をしていて
何だか体調がすぐれないあなたは、
一度試してはいかがでしょうか?

ここまで読んで頂きありがとうございました。

パパコ




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