2016年4月3日日曜日

春なのにおでんの話題 コンニャクは芋類? 食べ合わせ 同化テクニック





こんにちは、パパコです。

今回の話題は、春なんですけれど
おでんの話題をします。

わたしは、おでんの具材の中で
コンニャクが結構好きです。

コンニャクは、知っている人も多いと思いますが、
コンニャクはコンニャク芋というイモを
すりつぶして、固めて作っています。

このコンニャクは、芋類なのか、どうなのか?
と言うことを最近思っています。

他の記事でも言っているのですが、
『芋類と穀物を一緒に食べない』という
『同化テクニック』という食べ合わせ方法があります。

そのテクニックで考えると、
コンニャクと穀物、
例えば、ご飯とか、パスタとか
を一緒に食べない方がよいのか?

糸コンニャクやしらたきは、
けっこう和食に使われているのですが、
「ご飯と一緒に食べない方が良いのか?」
と思いながら、調べていたのです。

色々調べてみると、
コンニャクには、ほとんど芋成分が入っていないんです。
しかも、入っている芋の成分も考えなくてもよいのでは?
と思うようになりました。

どういうことかと言うと、
コンニャクの95%は水なんです。

残りの5%は何かというと、
コンニャク芋から来た、グルコマンナン
(コンニャクマンナンとも言います)
という成分なんです。

これは、食物繊維が集まったものなのですが、
この食物繊維もコンニャクを作る時の凝固剤で
ほとんど消化されなくなっているので、
お腹の中を通ってくるだけになっています。

このような食品なので、食べ合わせの考え方では
ほとんど気にしなくて良いのかと、思っています。

良く、「ダイエットに効果がある」と言われますが、
これは、食物繊維と言うよりも、ほとんど消化されない
からだそうです。

口から食道→胃→小腸→大腸と進んでも、ほとんど形が
変わりません。
ですから、食べるとお腹にたまっている感じがします。

また、大腸に沢山の食べかすが入ってくると、
大便を出すための信号が速く出るようになるので、
便秘やダイエットに効果がある食品だと言われています。

また、コンニャクを固める凝固剤にカルシウムが
多く含まれていて、水酸化カルシウム水溶液が
使われています。
(昔は、灰を水で溶かした汁を使っていました。)

このため、コンニャクは意外にもカルシウムを多く含む
食品になっています。

さらに、主成分のグルコマンナンは本来、
水溶性の食物繊維なのですが、
凝固させることで、不溶性の食物繊維になります。

不溶性の食物繊維は消化されないので、
とてもカロリーが低い食品になります。

どの位カロリーが低いのかと言うと、
おでんに使われている三角形のコンニャクが
5キロカロリーと言われています。

5キロカロリーが多いのか少ないのか
ピンとこないかも知れませんが、
おでんにチョット付ける練り辛子は、
2gで6キロカロリーと言われています。

つまり、辛子よりもコンニャク1つの方が
カロリーが少ないんです。
(ちなみに普通に盛ったご飯(140g)のカロリーは
235キロカロリーです)

このくらいカロリーが少ないので、
ダイエット商品や健康食品と言われています。

食べ過ぎている方にとっては、食欲を抑える良い
食品だと思います。

ただし、先ほども書きましたが、大腸まで形が変わらずに
移動して行くため、一度に食べ過ぎると、
腸がつまってしまうことがあります。

だから、食べる量はほどほどで
良くかんで食べる必要があります。

色々調べていて、私が子どもの頃、おばあちゃんに
「コンニャクはお腹の掃除かできるよ」
「コンニャクはお腹の砂を出すよ」
と言われていたことを思い出しました。


今回の内容をまとめると、

コンニャクはほとんど消化されないので、
『食べ合わせ』としては余り気にしなくても
良いのでは無いか?

むしろ、便秘の改善やカルシウム不足の改善
としてはすぐれた効果がある食品


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

パパコ



伝統的な食事による健康法

https://goo.gl/y5y66X


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